2010年2月26日金曜日

女子フィギュア・日韓対決☆

カナダバンクーバー冬季オリンピック女子フィギュアが終わった。

結果は、ある程度予想されていたが、韓国のキム・ヨナが金メダル。
日本の浅田真央選手が銀メダルの2位に終わった。うーん、残念。

しかし、あの銀メダルの結果はすごく考えさせられる意味のある
メダルであったと思う。
もともと構成の難易度から、浅田選手にとって不利ともいわれ、
金メダルを取りにいくには難度が高いことが予想されていた。

それに比べて韓国人選手のキム・ヨナは最初からメダルを取ること
ことに焦点を合わせたプログラムで構成、苦手なジャンプをカバー
すべく演技力を磨いてきた。加えてetc…。

その結果、今期オリンピックは、勝てるプログラムを組んだキム・
ヨナが予想通り(それ以上であったが)確実に点数を積み上げ
お約束通り、優勝、金メダルに輝いた。勝つべくして勝ったのだ。

今回の浅田とキムの違いをどう見るか。
あの韓国の国旗が日本の上を揚がっていく姿を見て私は薄ら寒い、
身の毛のよだつ感じがした。
なんていったって落日日本経済に追いうちを賭けるように迫って
きている国のひとつが韓国だ。

日本のトヨタがリコール問題で揺れる中、韓国製のヒュンダイ、
サムスン等3分の2の値段で使い勝手が良い、音が静かななど、
日本のお家芸から学んだ技術製品が、注目され始めている。

このまま行くとどうなってしまうのか。

日本は浅田選手の銀メダルのように稀少な技術(女子初の三回
転半ジャンプを二度)を持ったまま、表現力や、勝つためのした
たかなネゴシエーションを置き去りにして純粋無垢な本物が持つ
価値だけでこの世界の競争を生き抜いていくことができるのか。

今回、国際社会のしたたかさを日本人は思い知ったのではないか。

しかし、浅田真央選手の価値はこの一度のオリンピックで下がる
ことはないだろう。大きな理想を持って難易度の高いプログラム
に挑んだ。その自らの才の赴くままにミッションを持って挑んだ
勇気は今後、益々、課題を克服して磨きをかけていくに違いない。

しかして今の日本の政府をはどうか。

一位でなくても良い、二位ではよいではないか、などという必殺
仕分け人(もともと日本国籍ではない)議員たちが徒党を組むこの
国では日本は益々競争力を失ってしまうのではないか。

ゆとり教育や、左翼思想、平等思想のはびこる日本だけに通用する
価値観では日本経済の再生はありえない。

浅田選手はこの負けを真摯に受け止め、誰よりも悔しがり、自分の
至らぬ演技を(本当はすごいのに)認め、大会直後にもその闘志を
燃え上がらせている。

本当に彼女すごい、目先の勝ち負けではない、もっと長い目でみて
本当にこれ以上ないというくらの素晴らしい逆転劇が彼女の人生に
は待ち受けているのかもしれない。
これから4年後のソチオリンピックが楽しみだ。タラソワコーチと
少し早すぎた?平和の鐘を思い切り鳴らしてほしい。

しかし、その時の日本は世界でどういう立場に立っていることか。

浅田選手から不屈の精神と負けたら悔しがる心(本物のプライド)
を我々日本人は学ばなくてはならない。

2010年2月7日日曜日

小沢問題よりも朝青龍(この国はいったい…)

この国は一体な・ん・な・ん・だ。
一昨日、東京地検の小沢不起訴を受けたその直後、朝青龍の引退が決まった。翌日、NHKのゴールデンタイムは「朝青龍引退の真相」特集番組だ。

まったく!!あきれるよな〜この国は!
この国営放送は、マスコミはいったいどれだけ体たらくなんだ!
日本という法治国家の基盤、民主主義政治の根幹が危ういのだ。
日本に長年巣くう黒い政治家一人を起訴できずしていったい何が自由主義国家だ。

これは国民が馬鹿にされとるっちゅうことか?
日本はそんだけ左翼思想の人間が放つ念力に左右されとるってことか。

それも悪徳政治家を追求する番組ではなくて、自国の恥をさらすような自虐的ネタの相撲界のスキャンダルを世界に配信する。モンゴル国民に嫌みのひとつも言われるわな。

自浄能力がないのは、時の政権だけではない左翼マスコミそのもの、検察庁そのものではないか。

一体これはどういうことなのだ。国民は何も声を上げていないのと同じことにされてしまうのか、良心が傷まないのだろうか、NHKの幹部は。民放は。どこもまとものこの小沢問題の根深さを取り上げとらんやないか。(鳩山政権をだらだらのさぼらせとるやないか)

日本人の空気に支配されるのにも程がある。長引くデフレ基調に加え鳩山政権のバラマキ政策によって日本人が自らのイデオロギーや、左翼に立ち向う勇気が根こそぎはぎ取られてしまったのではないかと思う。

これでええのか、日本人。このまま民主政権が長引けば益々国民の多くは自ら考え、行動する力を失っていくことだろう。
自浄能力のない政権と大手左傾マスコミによる支配が今日もこの国を蝕んでいく。

新たな政党の必要性は言うまでもないが、まともな言論がこの社会で形成され、通用する仕組みの創出と、個人の脱藩がどうしても必要だ。

2010年2月3日水曜日

いろいろありすぎて…(ダメだし!)

 なんだかこの頃、国会質疑とか、答弁等を聞いていても最初っからシナリオありきみたいで本当に薄ら寒い感じがいたします。自民党議員の先生たちも(一部?)頑張ってくれていますが、どうしても同じ調子になりがちで、鳩山総理の偽装献金問題と、普天間基地問題、小沢幹事長の政治規制法違反(裏金問題)と、先生が変わっても同じことをちょっと違った切り口で突っつくくらいで相手の真偽をただす、解散総選挙をかけてマニュフェスト違反を叩くとかっていうほどの盛り上がり?勢いがないですよね。

実際に、総理に「普天間基地問題が5月に決着つかなかったら、どう責任をおとりになるおつもりなのですか?」とかって谷垣総裁が国会質疑で迫っていっていたけど、なんだか谷垣さんの追求の仕方って、パシッと締めなきゃいけないときに変な言葉遣いで、女みたいな感じで攻めきれてないんですよね。思いと行動が一致しているのかな?と思うのは私だけでしょうか。

言葉の問題で言えばあの坊ちゃん総理がこれだけ甘ちゃんなことをしていながら、国家のリーダーとしておかしな発言を繰り返しながらもなかなか支持率が下がらないのは、もしかしたらあの甘えたような何とも頼り無さげな、かわいそうな感じがするくらいのしゃべり方が国民に同情を買ってる?鳩山総理。というかむしろ国民は、坊ちゃん総理に母性本能でもくすぐられて「仕方ないな〜、鳩山さんは育ちがいいからなー」なんて思っちゃってる?

そんなわけある?日本国民てもしかしたら、かわいそうな感じのする人に支配者でいてほしいと心の奥底で、潜在意識で願ってます?(だとしたらこわくないですか?)

あの論理性のない国益を無視した発言と行動を繰り返す鳩山、小沢の両名を断罪しきれないとしたら、それはもう国民が(もち自分も含めて)アホ!、自虐史観にどっぷり浸かりきって脳みそが腐っているとしか思えない、と思うのです。

まともな人間だったらGDP2位から今にも転落しそうな国の舵取りに成長戦略なしのお馬鹿な政党をいつまでものさばらせたりしない。長引く普天間問題に、ましてや偽装献金疑惑が出ただけでも一国の総理として許しがたいのに、真正面から責任追求ができず放置に近い状態が続いている。この国家、この国民はどっかおかしいでしょう!?もはや末期なんじゃないかと思い始めているのですよ、私。(この状況が続けば…)

頼るべきところは検察庁しかないのか。マスコミも含めて、一体この国の正義はどこにいってしまったのでしょうか。

今日も産経新聞に拓殖大学大学院教授の遠藤浩一さんが論客として、『「保守の精神」が問われる自民党』というタイトルで日本の保守政党の在り方に一石を投じていました。本当に素晴らしい論客、インテリジェンスを持ち合わせた識者はまだまだ日本にはおられるのですよね。でも、皆さん大手マスコミを前には(特にTV)では本音を語りたがらないです。左翼の空気に支配されるテレビ局ではね。

でもね、そろそろ識者の皆様も、本音を語るべきときが来たのではないかと思います。

事なかれ主義が転じて、左翼思想に支配される国日本、気高い自国の姿を描けず、プアな総理に立て、自国の不利益に対しても声をあげられない日本人。早くこんな「異常な事態」から抜け出さないと日本は大変なことになる。日本に夜明けがこない。

どうかこの異常な事態に一人でも多くの人が公憤を持ってマスメディアや検察庁に働きかけてほしい、と思います。強い日本人になろう。なりたい!