2013年もあと残りわずかとなりました。
そんななか、今日は茨城で少し大きめの地震が発生しました。
来年を占ううえでもこの時期にと思うと、「来年も震災に気をつけよ」、「心引き締めよ」という天からのメッセージのように思えなくもありません。
とはいえ、人生の艱難辛苦も震災も起こる時には起こるものなので、どっしりと構えて、日頃から心残りのない生き方をしたいものだと思います。
さて、今年一年を振り返るにはあまり時間がありません。
今日は、師走の忙しさを実感する間もなく、温かな日和を続いた折り、一つの悲報が入りました。
昭和生まれの音楽ファンならぴんと来られたことと思いますが、数々の名曲を生み出された
ミュージシャン大滝詠一さんの死去です。
自宅でくつろいでおられるとき起きた突然の死だったそうですが、驚きと同時に、私はある方のことを思い起こしました。
1999年1月に50歳の若さで他界した作家の景山民夫さんです。
景山さんは比較的私の自宅からも近い成城で住んでおられて、趣味のプラモデル作りに熱中していた際に発生した火災で亡くなれたそうですが、景山さんが生きておられたらちょうど、今年65歳。大滝詠一さんと同い年です。
なにか偶然とは思えない巡りあわせのようなものも感じるのですが、家族に別れの挨拶を言う間もなく訪れた突然の死。才能のある作家やミュージシャンらしい最期のような気もいたします。
いま、実際にどんな状態であれ、生きながらえるリスクを抱えているひとの本当は多いのではないかと思うのです。
それが事故死であったとしても、ある意味、長らえることなく、数十分か数時間ほどの苦しみで旅立てるのならば、それは考えようでラッキーと呼べるのかもしれません。ほんの少しだけ身辺整理と、家族にお別れをいう時間があればなお、よかったのかもしれませんが・・・。
そんな私にとっても身近に感じていたひと(景山民夫さん)を思いだし、10代の頃から大好きだったミュージシャン大滝詠一さんの冥福を祈りつつ、今年は、高齢の親のこと、自分に残された時間のことなど、いろいろと思いは廻ります。
さて、皆さんは来年はどんな年にしたいですか?
2013年、私は、自分の新しい一面も発見したような、自分の思いに気づかされるようなことの多い1年ではありました。よくも悪くもこれが始まりだったといえる1年になるのかもしれません。
来年は、自分自身がよき種となって、出会う人によき感化を与えらる自分になっていきたいと心から願っています。何より、まず自分自身を鼓舞して、新しい自分にチャレンジできるような1年を過ごしていきたいですね。これまで以上の自己変革を目指して。
さあ、ここでは書けない課題は目白押しですが、何もしなくては時間が過ぎ去っていきます。
ここで冷静になって自分自身の人生に必要なスキルや、なりたい自分に目標を置いて、今だけは挑戦的に考え、行動できる自分でありたいと思います。
今年も1年関わって下さった皆さま、ありがとうございました。
そして、何がこの時代に起きたとしてもよい1年をお迎えください。
絶対に自分は幸せになれると信じて。
私自身、この時間の自分も、明日以降の自分も幸せを選びとっていける自分であると、胸を張って生きていきたいと思います。
2014年が皆さまにとって素晴らしい飛躍の1年となりますように。
いつ、どこにいても変わらぬ愛と祈りを込めて。
日本の国難を憂える一市民です。 仕事は執筆業、撮影を生業にしています。 まともなことをまともにいえる(これは保守政権への奪還を目指すものです)日本にしていきたいですね。 マスコミによる国民コントロール、売国奴から日本を守りたい!その一心でブログを書き綴ります。夢のある未来を築いていきましょう!
2013年12月31日火曜日
2013年12月3日火曜日
市川海老蔵さんに、訊け!!
市川海老蔵さんがNHKの番組でインタビューに応えています。
お父さまが亡くなられて来年の2月で丸1年ですが、赤裸々にお父さま《団十郎さん》のことを
テレビで語るのは、初めてではないでしょうか。
私は、代理店で勤めていた自分に約8年前ですが、彼に一度インタビューでお会いしたこと
があります。
別に歌舞伎好きなインタビュアーを立てて、2時間あまりいろいろと話を伺い、撮影をさせて
いただきました。
http://ameblo.jp/ebizo-ichikawa/
周囲の海老蔵さんの評判はかなり良かったのですが、中でも制作者の間では、「目がきれいだ」、
「こんな目のきれいなひとはなかなかいないよ」という言葉が写真の感想として伝わってきました。
私自身、インタビューの間と、その後の撮影とでお話しを伺っていて、彼のピュアなこころに十分
打たれていました。言葉の端々に純粋さが感じられて、一言でいえばすれてないのです。
例えば、ご自分が江戸時代から牽引する、歌舞伎役者の家柄になぜ、生まれてきたか。
「なぜ、僕はこの家に生まれたのか。ずっと考え続けてきたよ、子どもの時から。」
「僕がこの家に生まれたのは本当にラッキー。おそらく、もっとたくさんの人が市川家に生まれたがっていたでしょう。でもその中でも天国からこの地上を眺めながら、俺があの家に生まれるんだってね、周りをはねのけて生まれてきたんだと思うよ。」と、あの涼しげな眼で少しほほ笑んで語ってくれました。
「歌舞伎役者として生きることが僕の使命なんでしょう。で、なければこんな家柄に生まれることは
絶対にない」と。
世の中には宗教を勉強したり、転生輪廻を信じている人はいるものの、こうして、自分の生まれてきた意味を考え続けて、自分なりの答えをだしきった人に、若者にあったことはないと思いました。
そんな海老蔵さんも立派な奥様を迎えられて今では、二児の父です。
いろいろあったものの、海老蔵さん主演の「千利休にたずねよ」が公開される運びとなり、くしくも
お父さまとの最後の共演映画となりました。
http://www.rikyu-movie.jp/
そんな中、本日のインタビューは非常に海老蔵さんのお父さま団十郎さんに対する思い、そして、
さらに以前お目にかかった時よりも、ご自分の使命をご自覚されている想いがひしと伝わるもの
でした。
これからが本番で、日本の伝統芸能「歌舞伎」をしょって立つひとですが、それだけでなく、芸能の道を極めながら、ご自身の生まれた理由をそこに見出した海老蔵さんのピュアな感性に、これから多くの方が触れられる機会があればと思います。
真実をこの世において知ることは難しい。
されど、あれだけ歌舞伎という大きなテーマ、職業を通して”己を知った”海老蔵さんは、ほんとうに現代に生きる天使のひとりかと思います。
これからがほんとうに楽しみな役者であり、一人の人間として興味深く見させてもらっています。
あの生き方、言葉に触れたら、私自身もほんとうの自分を探さずにはいられなくなる。
海老蔵さん、ありがとう。
ホンマ、惚れてまうがな。
追記:当時の写真(フィルム)が掘り起しできず、本日は写真なしでアップ、恐縮です(~_~;)
私の写真家人生にとっては海老蔵さんと出会えたことはひとつの宝もの、よき思い出です。
お父さまが亡くなられて来年の2月で丸1年ですが、赤裸々にお父さま《団十郎さん》のことを
テレビで語るのは、初めてではないでしょうか。
私は、代理店で勤めていた自分に約8年前ですが、彼に一度インタビューでお会いしたこと
があります。
別に歌舞伎好きなインタビュアーを立てて、2時間あまりいろいろと話を伺い、撮影をさせて
いただきました。
http://ameblo.jp/ebizo-ichikawa/
周囲の海老蔵さんの評判はかなり良かったのですが、中でも制作者の間では、「目がきれいだ」、
「こんな目のきれいなひとはなかなかいないよ」という言葉が写真の感想として伝わってきました。
私自身、インタビューの間と、その後の撮影とでお話しを伺っていて、彼のピュアなこころに十分
打たれていました。言葉の端々に純粋さが感じられて、一言でいえばすれてないのです。
例えば、ご自分が江戸時代から牽引する、歌舞伎役者の家柄になぜ、生まれてきたか。
「なぜ、僕はこの家に生まれたのか。ずっと考え続けてきたよ、子どもの時から。」
「僕がこの家に生まれたのは本当にラッキー。おそらく、もっとたくさんの人が市川家に生まれたがっていたでしょう。でもその中でも天国からこの地上を眺めながら、俺があの家に生まれるんだってね、周りをはねのけて生まれてきたんだと思うよ。」と、あの涼しげな眼で少しほほ笑んで語ってくれました。
「歌舞伎役者として生きることが僕の使命なんでしょう。で、なければこんな家柄に生まれることは
絶対にない」と。
世の中には宗教を勉強したり、転生輪廻を信じている人はいるものの、こうして、自分の生まれてきた意味を考え続けて、自分なりの答えをだしきった人に、若者にあったことはないと思いました。
そんな海老蔵さんも立派な奥様を迎えられて今では、二児の父です。
いろいろあったものの、海老蔵さん主演の「千利休にたずねよ」が公開される運びとなり、くしくも
お父さまとの最後の共演映画となりました。
http://www.rikyu-movie.jp/
そんな中、本日のインタビューは非常に海老蔵さんのお父さま団十郎さんに対する思い、そして、
さらに以前お目にかかった時よりも、ご自分の使命をご自覚されている想いがひしと伝わるもの
でした。
これからが本番で、日本の伝統芸能「歌舞伎」をしょって立つひとですが、それだけでなく、芸能の道を極めながら、ご自身の生まれた理由をそこに見出した海老蔵さんのピュアな感性に、これから多くの方が触れられる機会があればと思います。
真実をこの世において知ることは難しい。
されど、あれだけ歌舞伎という大きなテーマ、職業を通して”己を知った”海老蔵さんは、ほんとうに現代に生きる天使のひとりかと思います。
これからがほんとうに楽しみな役者であり、一人の人間として興味深く見させてもらっています。
あの生き方、言葉に触れたら、私自身もほんとうの自分を探さずにはいられなくなる。
海老蔵さん、ありがとう。
ホンマ、惚れてまうがな。
追記:当時の写真(フィルム)が掘り起しできず、本日は写真なしでアップ、恐縮です(~_~;)
私の写真家人生にとっては海老蔵さんと出会えたことはひとつの宝もの、よき思い出です。
登録:
投稿 (Atom)