元旦の1日、2日と参拝に行きたい場所がいくつかあったのですが、案の定寝正月で2日間すごし、
ようやく重い腰をあげて(といっても寝正月に飽きていたので)三が日の参拝に今日は向かうことができました。
とはいってももう午後の3時を回って、出かけたい場所がいくつかあったものの、まずは、昨年、
新年の参拝に出向けず後悔しておりました明治神宮へ。
原宿は東京に出てきてからというもの縁のある場所(ターミナル駅)ということもあって、明治神宮
へは、ふらりと散歩がてらの参拝に出かけることも何度かありました。
ただ実際に元旦に行くとなると大変な混雑でまず、初日はよほど根気強くなければあきらめた方
が良い場所です。
ということもあって今日は、通常の神殿が閉まる30分前にすべりこめれば何度かなるだろう、と
いう安直な思いで、出かけたら、参道を軽快に歩いたのもつかの間、行き止まりとなりました。
ものすごい人、ひとです。3日目にして。
1時間も並んでいた頃、ようやく社殿のあるお社が見えてきました。
遥か遠くに(実際の物理的距離よりも)見える鳥居と社殿があれほど頼もしく見えたことはありませんでした。
ここで思ったのは、やはり神仏への道は遠くにあって、物理的距離を縮める行動を起こしていく
からこそ、値打ちのあるものなのだということ。ちょっとこれしきのことで大げさではありますが、
正直、参拝するまでに何時間がかかるのだろうかと思ったとき、やはりちょっとした試のようなものを感じました。
安易にまっすぐ自分の道を邪魔するものなくいけることは楽なのですが、いつ、あそこにたどり着けるのだろうと思うと、感謝の念がいっそう湧いてくるものなのですね。
そんな日頃は感じられないことも感じ取りながら、いろいろと今年の抱負に思いを寄せて無事、1時間半待ちで、社殿前に到着です。
ここで簡単な参拝だけで済ませるのはもったいないと、思ったことは当然の成り行きといえるのかもしれません。
本殿に一歩でも近づきたく、また、新年の願を全託したく「心願成就」を受けることにいたしました。
名前や住所、祈願名などをかきいれると、とても丁寧な対応をいただき、順を追った流れのなかで御祈願いただくことができました。
最期は、神楽の奉納もあり、祈祷御守護とともに、お神酒や御神米などが入った神饌をいただいて帰りました。
神聖な本殿で、新年の願いごと、そして祈りを捧げられたことは有難く、より一層心願成就に向けて思いを新たにいたしました。
後で振り替えれば、悲喜こもごもさまざまな学びあるストーリーが用意されているかもしれませんが、今年は何と言っても干支の「午年」。
こういう時にこそ、火事場の馬鹿力(?)を発揮しない手はないかもしれません。
ようやく迎えた新年、まだ始まったばかりですが、皆さまには、今後ともご指導、ご鞭撻いただきたく何卒、よろしくお願い申し上げます。そして、お世話になります。
あっ、頂いたお神酒がおいしくて、これもまた神さま、目に見えないご存在のお蔭でしょうか(^_^;)
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