2014年1月8日水曜日

東京都知事選にみる政治の困惑

お正月明け早々に、東京では都知事選が始まろうとしています。
今年はさらなるスピードアップが求められる年になりそうです。

その前に、保守言論人として若くしてご活躍されていた拓殖大学の遠藤浩一教授が他界されましたことを心よりのお悔みを申し上げます。


また、くしくも1月3日にミスター大阪と敬意をもって称されたやしきたかじんさんもお亡くなりになられたとのこと、こちらも東京のマスコミでも大々的に取り上げられていますが、生前の人望のたまものと思います。ご冥福をお祈り申し上げます。


さて、そうした話題に事欠かないマスコミ世論ではありますが、東京ではにわかに猪瀬直樹氏後任の都知事選に向けて、各党の熱戦が繰り広げられようとしています、のはずですが・・・。

いえいえ、これがなんとも政治の世界の摩訶不思議さ。
民主党も自民党も同じ穴のムジナとでもいうのでしょうか。結局は無難なところで舛添候補を両党とも推すよう、党内調整を初めているようです。

まあ、もともと自民党出身の政治家ではあったわけですが、その辞め方の問題でいまだに快く思えない議員がいるというのは当然のことでしょう。

そして、民主党ですが、こちらは実質、舛添氏の政治思想に近かったのでしょう。秘密保護法案に舛添氏が反対を表明したことを買って、今回の都知事選に升添氏を推すのだとか。


生前、故遠藤浩一教授は、民主、自民両党とも付き合いを深め、二大政党制を要望し、民主党にたいしても保守路線の方向性を示唆していたようですが、実際のところ、保守路線で共闘することなく、左派路線で落としどころをみつけたという感じが今回の都知事選では否めません。

まだ決定ではないようですが、結局は民主はもちろんのこと、自民にも首相をさておき左派勢力が大きいということが露呈されたように思います。

本来なら、安倍さん個人が都知事選を誰を応援したいかといえば、言うまでもなく、田母神氏でしょう。麻生総理時代に更迭された幕僚長ではありますが、安倍さんとは懇意の仲。田母神さんを励ます会にも出席して、その行く末を案じておられた政治家、言論人の代表が安倍総理自身に他なりません。


そうした経緯を振り返ってみても実に日本の政治とは異なもの。
現職の総理大臣が自分自身の考え(保守路線)を、本来保守政党であるはずの自民党の代表であるにも関わらず、表明することができないのですから。
何とも日本の本音と建て前の落差に愕然とする思いです。

そんな日本固有の自虐史観を背負った政治状況下で、育まれたともいえる左派勢力と本音と建て前を使い分ける政治家群。こんな曖昧にして、矛盾だらけの政治理念なき国家がこのまま世界のリーダーとなりえるとは到底私には、思えません。

たとえば日米同盟の亀裂や、国際的な信用問題、国内の政治の問題など、今以上にほころびが生じるかもしれません。

また、現象的に表れるのが遅い場合でも、安倍総理の後に続く、保守政治家が現状、育っているとは思えない状況で、安倍さんが順調に2期目を務め終えたとしても、そのあとはどうなるのでしょうか?
 


平たく問題点を挙げるとすれば、一つの国民病でもある「自虐史観」が政治家の、そして日本人のもっとも心を暗くしている、事案だと思います。日本の政治的方向性は、この自虐史観を払しょくしないい限り、決して状況が改善されるとは、未来は明るいとは思えないのです。

都知事選に見る政治的混乱、またしても日本政治の危うさを突き付けられた思いです。

結果はまだわかりませんが、民主、自民両党の推す舛添氏の出来レースになることは避けたいと思います。ほかにも目を転じれば、有望な方々、ドクター中松や、田母神元幕僚長がいるのですから。

さらに一点だけ物申すとすれば、今回もまた元外交官の吉田重信氏が出馬されるようですが、「都民からの尖閣諸島への募金は、国際親善に使わせてもらえるよう訴える」と発言されているようです。これは、たまったものではありません。

この方は中国問題に関する研究所をお持ちで、日本人とは思えない中韓よりの発言をされている方ですが、日本国の利益を守るために一人ひとりが善意で募金したお金がわけのわからない国際親善という美名のもとに消えてしまうのであれば、いったい、自分たちの行為はなんだったのか、と
その思いがまったく報われないことになってしまいます。

こうした人物にも要注意です。
他にも一人ひとりに対して書きたいことはありますが、今日はもうこの辺で。

国政とは一線を画しているとはいえ、首都東京の都知事はどこの都知事よりもその任務は重いはず。ぜひ、その方の深い部分の思想、政治理念を知ったうえで一票を投じてたいものと思います。

あっ、ドクター中松さんは、もこれが最後の出馬となる可能性が高いですね。政治家としての資質はわかりませんが、頭はまだまだシャープです。最後の大穴になるのもまた一興か。

 




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