2014年4月23日水曜日

意識の波のなかで

朝、いや昼から気分の悪い映像を見せられてしまった、facebookで。

慰安婦像の撤去を求める行動を日米でとってくれている人の投稿だけど、女子高生(おそらく香港)4,5人がよってたかって同じ位の東洋系の女子高生を蹴り上げ殴りつける映像だ。
コメントには、「中国人によるウイグル人への暴行もこれと同じことが繰り返されている」と・・・。

投稿者の意図がわからないではないが、ちょっと耐えきれなかった。
どこにも救いをその映像には感じられなかったからだ。私は思わず、フォローを解除してしまった。

今こうして自分の気持ちを書いているのは、世界がこの映像を見たとしても何も変えられないと、自分がさっき思ったことと、一瞬にして今少しだけ気持ちが変わったからだ。

確かに、本当に見たくない映像だった。気分が悪かった。頭では日本でもそういうことが子供たちの間で行われているのを知っている。でも、何も知らなければ、世界は変えられない。知らないとは、知っているつもりでも事実を直視しないことだ。

私も同じ人間、憤りや悲しさ、無信仰の人間たち、親が子にきちんと教えていないことの大切なことの多さに情けない気持ちがこみ上げる。が、毎日、毎日、こうしたことが自分の認知していないどこかで行われていることを知っているのと、知らないのとでは自分の意識もきっと変わってくる。

世界は変えられないとは決して言いきれない。一つ、二つ、意識の波の中に、変えたいことを強く記憶しておくは決して悪いことではない。

2014年4月20日

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