2009年11月6日金曜日

どちらが責任政党かわからない

11月6日、衆院予算委員会での自民党との質疑応答。

午後2時46分、いまだ民主党の野次治まらず。
むしろ午後一からの川口前外務大臣の質疑応答時よりももっと野次が声高になったのは、鳩山総理の政治資金不正問題~小沢衆議院議員の政治資金団体「陸山会」との借り入れ問題が西田昌司委員から出されてからだ。質問の最中に醜い野次を飛ばし続けるのは、中堅の民主党女性議員と、どすを聞かせて脅しのような罵声を浴びせる民主党男性議員だ。

質問に立つ自民党議員をニヤニヤと横目で見ながら、攻勢不利とみればやたらと野次を飛ばす。
国会議員という国民を代表する者としての品格についてこの人たちは考えたことがないのだろうか。
どんな公約をこの人たちが自分たちの選挙区でしたかではない。

今国民の目の前でこの醜い姿をむき出しにした有様は、人間としていわんや政治家として基本的な品性に関わる問題だ。この様を見ただけで人間としての基本的な道徳観や倫理観、ひいては人間を尊重する宗教観までもが養われていない人々なのだと改めて思わざるをえない。

冒頭の川口順子(前外務大臣)委員の普天間基地移転問題についての質問。
「オバマ大統領との会談では、12月までに結論を出すとおっしゃるのですね。」と期限をつけ、明確な回答の必要性を問う川口委員の念押しに対して、総理は、「日米首脳会談においては、日本とアメリカの2国間だけが重要ではない。アジア共同体構想やグローバルについても話さなければならない。個別的な普天間だけが重要なのではない。」と言い放った。

防衛の観点でいけば、まず日本とアメリカの関係構築が最重要課題だろう。何をかいわんやである。

アフガニスタン問題については、「これまでの海上自衛隊の活動は非難しているわけではない」と。
すかさず川口委員が、「私は総理から信じられない言葉を今、聞きました。非難どころか、海上自衛隊の活動については感謝をしなくてはならない。総理は感謝していますか?」と、たしなめられる場面が。渋々「海上自衛隊に感謝しております」と釈明交じりで答えた総理は、インド洋での補給支援について代替案を尋ねれると、「農業支援や警官の給料を上げることによって支援を行っていきたい」と述べるにとどまった。

「えっ??」
「これは民生支援ではないのです。柱はテロ対策なのです。具体的な代替案をお聞かせください」とまたしても誇りに満ちた保守党政治家、外務大臣経験者の言葉が重く響く。

そうだ。
子どもの使いではないのだから、これは国家責任を負う一国の総理にしか出来ない、時の内閣にしか決断できない支援対策を聞いているのですぞ、総理!!!

総理はそれでも「テロ対策が軍事的側面から行うものだけではないと思う。民生支援に近い形で行いたい」と重ねて応えた。

それで国際社会の中の役割は済まされるのか?

実際にいま、ジャイカが農業支援を一切引き上げ、近隣のパキスタンとの境界線では益々タリバンの活動が激しくなってきている折りにだ。

総理。まだまだそういった民生支援レベルで片付けられる問題ではない。かといって、最適な方法はと問われると、本当に政治や宗教が変わらなければアフガンに対して何ができるのだろうかと、難しい問題だとは思う。歴史的に根深い根本的な原因があの砂漠の国ではあるのだろう。しかし、鳩山総理の答弁にはあまりにも夢見る夢子さんのような発想で耳を疑いたくなる。

普天間基地移転問題については、早急に結論を出していただきたい。
日本にとって現時点では唯一とも言える防衛同盟国アメリカに対してあやふやな時間稼ぎのような対応は日本の未来に禍根を残しかねないからだ。グアムへの海軍移転もなかったことになってしまう危険がはらんでいるのだ。

結論は、判断は早ければ早いほどよい。
応じるべきときには気持ちよく応じてこそ確固たる信頼関係は生まれるというものではないだろうか。

自国で正当な防衛政策を持たない日本にとって、今、他にどんな外交手段があるというのだ。『防衛』に対する危機意識があまりにも民主は低すぎる。

自民党が最近、保守政党らしく、左翼政権民主との違いを浮き彫りにし始めたが、今後もこの方向性で大いに頑張ってもらいたいと思う。

民主にはこれ以上任せては置けない。左翼思想によって日本を根本的に骨抜きにし、アメリカとの関係に支障をきたすような政府なら放置しておくことは出来ないはずだ。

どうか民意という言葉に惑わされることなく、責任政党として本当にふさわしいかどうか国民は、厳しく民主政権の言動を見つめていかなくてはならない。国民の冷静な目と、マスコミの国益を重視した報道に期待したい。

1 件のコメント:

  1. 本当に鳩山首相はズレていますね。
    アフガンに民生支援と言っても、政治的システムが未熟ですから末端まで届くかは疑問です。
    カルザイ政権発足以降政府高官による汚職が急増しているとの事。タリバンとて元は同一民族。みかじめ料として相当金額が政府よりタリバンに流れるでしょう。支援金が黙らせる分配に使われる事が予想できます。資金捻出にうまみを覚えて延々とやり始めるでしょう。良かれと判断した事が外交的に逆手にとられ墓穴を掘る事になり、結果日本にズシッリと重くのしかかってくる可能性があります。ボンボンの民主党さんに対応できるでしょうか?

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