2010年4月8日木曜日

百花繚乱の春に



百花繚乱というにはまだ助走か…。

何十年もその恩恵に浴した自民党を70代にしてダッシュしたシニア議員。
「たちあがれ日本」とは景気の良い政党名だが、石原都知事の命名とか…。

日本の政治はこれから荒れまくる。一人ひとり覚悟の必要な年だ。

補助金を当てにする人が続々と生まれる一方、twitterや新しいメディアを
使って日本の政治を立て直したいと熱く行動する若もの?(オーバー30
だったりして)も増え始めている。

政党として認められるには現役議員の最低でも5人の登録が必要、という
大きな障壁がある一方、国民新党のように最低の支持率(?)0,6%など
と数字にならないような政党支持率を持つ党の実力者が現役大臣に任命さ
れるという不思議な時代。

いくら連立政権とはいえ、現役議員で権力さえあれば国民に信を問わずとも
入閣できるこのシステムは何だか民主主義の在り方としてしっくりこない。
ある種法の網をかいくぐったような詭弁ではないのか。

実際に違憲ではないにしろ、内閣の長がそのリーダーシップを放棄した時点
で、国民の真意とかけ離れたところで強引に物事が押し進められることには
断固反対し、一石を投じていかなければならない。

何の縁故もない、お金もない、地位もない人物が政治の世界に参入すること
はまさにラクダが針の穴を通るほどの難しさといえるだろう。

好人物が限られた選挙活動を愚直にやるだけでは今の日本では時間がかかり
過ぎる。

この国の世論を変えていくには、レガシーメディアとそれを支えるリベラル
と呼ばれる左翼知識人に道を明け渡さない新しいメディアの創出が必要だ。

自由に保守本流の意見が述べられ、若者や起業家の声を生で届けられる通信
手段だ。それはネットであり、やはりデジタルテレビ番組なのだろう。

もしかしたら仕掛けを持ったフリーペーパーなのかもしれない。
ポピュリズムではない大衆普及こそが我々の次の仕事なのだ。

そんなことを頭で巡らせつつも、まだ自分の仕事としてこの手に引き寄せら
れない弱さがこの国の未来を変えていく力を弱めているのかもしれないとも
思う。

今は結果を焦らずに、雌伏の時。

しかして時間はあまりない。”その時”を信じて今は歩伏前進あるのみだ。

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