2009年12月26日土曜日

小沢サンタ メリークリスマス!

2000年代最後のクリスマス。2009年12月25日、平成22年度の予算案が閣議決定された。

個人的には今年のクリスマスは特別思いいれのあるものとなったが、日本人の場合、クリスマスといえば人から何かしてもらうもの、プレゼントをもらうものという感覚が強いのではないだろうか。

あまりにも世俗的で書くにも忍びがたいが、高校生がクリスマスにちなんだパレード仕立てで「高校の無料化」と「雇用の安定」を求めてデモを行った。「サンタさ~ん、プレゼント頂戴!」これがいまどきの高校生の考える権利の発露だろうか。この背景には日教組がらみの大人の影が見え隠れする。マスコミ相手にデモ用の大型車に乗ってスピーチするなど、高校生だけでここまでの用意周到な準備は無理だろう。

まあ、そんなことは左翼系団体のよくすることなのでなんとも思わないが、それでもやはり政府の行動となると見過ごせない。

今日も毎日、毎日、鳩山政権には頭に来ることばかりだが、またしても「小鳩政権」よろしく韓国への配慮(一体何のために?)という訳の分からない口実の元、高校の学習指導要領の解説から「竹島」問題が消されることになった。日本の文科省が単独で判断できるようなこととは決して思わない。やはりそこには大きな影の存在を感じざるを得ない。文字どおり「小鳩政権」の小沢の存在だ。

かつて少しだけ触れたことがあるが、小沢氏のルーツは朝鮮半島にあるというものだ。この件は、政府関係筋から直接聞いた話だが、あるネットでは「かつて父親は、日本に渡った朝鮮半島の工作員で、国籍は父親が戦後のどさくさに紛れ闇市で買ったものである」とも書き込まれている。裏はとっていないものの、しかし、こうした小沢氏のバックボーンは、至るところで顕著に見え隠れするようになってきた。

その最たるものが、アメリカを捨て、中国の防衛支配下に入らんとする東アジア共同体構想だ。(ここでは詳細は省きます)中国から、韓国へ。訪韓し大学で講義を行った小沢氏は、天皇のルーツに触れ、まさしく自分と同じといわんばかりに「天皇のルーツは朝鮮騎馬民族にある」という少数説を嬉しそうに語っていたという。

そして、ついに高校指導要領網から「竹島」を消し去った。

つまりは、小沢さんは日本よりも韓国が大切だ、という意思表示の表れだろう。日本人よりも韓国人が大事。そして自身のルーツである朝鮮半島の人々に最大限の配慮をし、日本の影の政権担当者として、「竹島」を御土産よろしく差し出したというわけだ。

竹島は明治時代に遡って国際法上、日本の固有の領土とされてきた。第二次大戦の敗戦以降、GHQによって行政権が失われたものの、日本の固有の領土であることはアメリカも認めていることなのだ。しかし、戦後の混乱期に韓国側がつけ込む形で、竹島周辺海域の水資源を狙って「李承晩ライン」(平和線)をしいた。当時は、この海域をめぐって日本の漁船が銃撃されるなどかなりきな臭い状態が続いたようだが、戦後、韓国と日本に国交が樹立されていない時代のことだ。

そして、日本と韓国双方の歴史認識のずれ、というだけでなく韓国人の「ハン」(恨み)がうまく政治利用された形で今日、竹島は、韓国に占領されたままになっている。韓国の「ハン」と、日本の戦後の自虐史観がワンセットになって、本来あるべきの日本の権利を放棄した状態が続いたのだ。

実際に、政府はこれまで韓国に対して何ら法的処置は行ってこなかった。日本人のこの海域での身を守るために竹島を明け渡して半世紀以上が経つというのに。

今ここにきて「竹島は日本の固有の領土です」といったところで韓国の実行支配は解けないかもしれないが、それでも国際法上の権利を主張して国際司法裁判に持ち込むことも出来たはずだ。それが出来なかったのは、日本の外交戦略のなさと、自虐史観、事を荒立てず近隣諸国と付き合っていきたいという日本政府の負い目のようなものが潜在的に働いてきたと思われる。しかし、ここに来て臆せず日本特有の領土を戦う前に譲り渡す姿勢は、これまでの自虐史観とは明らかに違う。 (マスコミの報道の仕方は韓国の方を持っているとしか思えないが、これも左翼系ならではだ)

これが左翼同盟・売国奴のなせる業でなければ何であろうか。
恐るべきは現政権の参院選後の継続だ。


竹島の権利を主張せず、事実上韓国支配を認めた後は、次は沖縄だ。沖縄を中国に(在来中国人や韓国人をどんどん受け入れる)あげちゃう予定なのだ。もしくは、国家の概念を持たない鳩山と一緒にかき混ぜられた小鳩政権は、韓国人、中国人の第二故郷として沖縄をささげ、日本との複合国家を目指しているのではないかと思われる。

この民主連立政権の恐ろしいストーリーにどれだけの心ある国民が気づいているだろうか。

聖なるクリスマスの日に、怖い小沢サンタの正体を知らず、日教組に洗脳された高校生たちがおねだりしちゃっている状態だ。もっと怖い共産政権下に自分たちがおかれかねないのにね。一体彼らが20代、30代になった時、この国は今と同じ国家の枠組みを呈しているのだろうか。

来年の参院選は大きな勝負の時だ。決して両院とも過半数を超える民主などあってはならない。

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